キャンパーなら誰しもが憧れるランタンの王様『ペトロマックス HK500』
美しい見た目で、キャンプサイト全体を照らしてくれます
今回はそんなペトロマックス HK500のご紹介です
この記事を読むことによって…
- ペトロマックス HK500の正規品の定価は?
- ペトロマックス HK500の燃料は何?
- ペトロマックス HK500の使い方は?
- ペトロマックス HK500はメンテナンスパーツは必要?
- ペトロマックス HK500のケースはなにがいい?
- ペトロマックス HK500はリフレクターは必要?
- ペトロマックス HK500のおすすめマントルと付け方
- ペトロマックス HK500のホヤは割れる?
- ペトロマックス HK500のおすすめカスタムは?
などの疑問や悩みが解決します!
一番お気に入りのランタンです!
ペトロマックス HK500を徹底的に解説するので、ぜひ参考にしてみてください
\今回紹介するキャンプギア/
もくじ
HK500は正規品が安心!定価は?
正規品の定価は?
ペトロマックス HK500の正規取扱店は『株式会社スター商事』さんです
HK500の値段は今現在(R4.8.23)で42,900円で販売されています
故障の際は正規品だと修理など安心!
ペトロマックス HK500は明るさや燃費はランタンの中でトップクラスですが、故障がしやすかったりメンテナンスが必要です
正規品を購入することによって、取扱店からの保証や修理などのアフターサポートが受けられます
機械をイジったりするのが面倒な方や苦手な方は、正規品の購入が安心です
販売店に電話やメールで相談できるのもいい!
最安値で欲しい人は並行輸入品がおすすめ
ペトロマックス HK500を最安値で手に入れたい方は、並行輸入品がおすすめです
また、シーズン中は正規品の在庫がないときでも、並行輸入品は在庫がある場合があります
注意点としては正規品と違い、保証や修理などのサポートが受けることができないことです
どちらにしてもメンテナンス等は自分でやらなければいけないので、初期不良がない限りは並行輸入品でも大きな問題はないでしょう
並行輸入品にしました!
トラブルがあっても自分で調べて
自分で解決してるから余計愛着が湧いちゃう!
メンテナンスパーツは持っていた方がいい HK500専用パーツキットがおすすめ
ペトロマックス HK500を使っているとメンテナンスであったり、部品交換が必要です
キャンプサイトでHK500を点火しようとしたら「あれ、点かない…?」なんてことも
だいたいが金具の緩みなどで解決しますが、パーツ交換が必要なときもあります
そんなときのためによく交換するパーツのスペアは、持っておくと安心です
おすすめはHK500専用パーツキットでパーツがセットになって販売されていて、キャンプ中でも一通りの処置はできるでしょう
各パーツはバラ売りされているので、最低でもノズルや鉛パッキンくらいは持っておきたいですね
セラミックノズルは割れたりしたら心配!
鉛パッキンは劣化してくると空気が漏れたりするよ!
持っていると安心!
燃料は灯油!燃料漏れには注意!
コスパがいい灯油が燃料
ペトロマックス HK500は比較的安価に手に入る灯油使って、明かりを灯します
灯油のメリットはホワイトガソリンやガスなど他の燃料よりも安く、ランニングコストを抑えて使えることです
またどこにでもあるガソリンスタンドで、簡単に手に入れることができます
HK500などの圧力式灯油ランタンは明かりを灯すためにプレヒートなど手間はかかりますが、燃料が安価なのでコストパフォーマンスに優れています
石油ストーブと燃料が一緒だから
冬キャンプでは燃料を統一できる!
タンク容量は約1L
ペトロマックス HK500のタンク容量は約1Lです
タンク容量が1Lでタンクに圧力をかけなければいけないので、厳密に言うと700ml〜800mlが適量でしょう
タンクに燃料が満タン状態での燃焼時間が、約8時間ととても長いです
暗くなってから就寝まで約4時間程度つけたとしても、2日間は使うことができます
少ない燃料で連泊も安心!
燃料は漏れを防ぐため使い切る
ペトロマックス HK500を使う際は燃料漏れを防ぐために、燃料をすべて使い切ることをおすすめします
その理由は灯油のニオイがキツイからです
キツイだけだとまだいいですがケースなどに染みてしまうと、ニオイを中々とることができません
そうならないために、燃料を使い切ってから仕舞うことが大事です
使いきれなかったのであれば、燃料をきちんと抜いてあげましょう
こぼさないように気を付けないとね…
HK500の使い方〜点火方法 付け方 消し方
点火の前の点検※必ずやる
点火前の注意点
・グリップホイールという点火するときに使うノズルの矢印が上向きになっている
※上向きになっていないと圧力をかけたときに灯油が出てくる
・マントル取り付け部分のセラミックノズルとガスチャンバーがしっかりと閉められている
※緩みがあると点灯中にノズルが外れてしまうおそれがある
・ヘッドカバーとインナーチムニーを外してジェネレーター先端部分のニップルに緩みがない
※緩みがあると燃焼が不安定になる
以上の3点は必ず確認をしましょう
燃料を入れる
圧力計付の給油キャップを反時計回りに外し、燃料である灯油を入れます
付属されているジョウゴを使うとこぼさずに注ぐことができます
給油キャップを閉めます
圧力調整スクリューのネジが緩んだ状態であれば閉めておきましょう
マントルの付け方
ヘッドカバーとインナーチムニーを外します
マントルの取り付け紐をノズルの溝に合わせます
ノズルの溝に固く2重結びをする
余った紐は切り取ります
マントルを軽く引っ張っても、ノズルから外れないことを確認します
インナーチムニー、ヘッドカバーを戻します
マントルの取り付けは完了です
ポンピング
グリップホイールの矢印が上向きになっていることを再度確認
予熱バーナーのレバーが閉じていることを確認
圧力計の針が赤色の目盛り2にくるまでポンピングをします
赤色の目盛り2を超えないように注意しましょう
最初の方は中々針が動かなくて不安になるかもしれませんが続けてください
(100回程度)
マントルのから焼き
未使用のマントルを使う場合はから焼きが必要です
圧力計の針が赤色の目盛り2の状態で、予熱バーナーのレバー手前に引きます
燃料が霧状に噴射するので着火口にチャッカマン、ライター等で点火します
マントルが燃えていることを確認できたら、予熱バーナーのレバーを閉めます
マントルは黒く焦げながら、白く灰状に変わります
灰状に変化したらマントルのから焼きは完了です
プレヒート
マントルのから焼きで圧力が下がっている場合は、赤色の目盛り2までポンピングします
予熱バーナーのレバーを手前に引きます
燃料が霧状に噴射するので、着火口にチャッカマン、ライター等で点火します
予熱(プレヒート)は夏場は最低でも90秒、寒い時期は2分以上は行わなければなりません
タイマーで測って行うと確実です
予熱中は圧力が下がってくるので、必要に応じてポンピングを行ってください
点火
予熱(プレヒート)が完了したら、グリップホイールの矢印をゆっくりと下向きにします
マントルに点火を確認できたら、予熱バーナーのレバーを閉めます
圧力が下がっていたら必要に応じて、圧力計の赤色の目盛り2までポンピングをします
点火中にグリップホイールを上向きにしたり下向きにしたりすることで、詰まりを予防することできます
もし炎が上がってしまったら(炎上)、焦らずにグリップホイールの矢印を上向きに戻してください
炎上は原因のほとんどは予熱不足なので再度プレヒートして点火します
消火
グリップホイールの矢印が下向きなのを確認します
圧力調整スクリューのネジを緩めて圧力を抜きます
圧力を抜くことによって自然に消火されます
消火してもランタンはしばらく熱をもっているので注意が必要です
明るすぎて回りに迷惑が掛かる可能性 リフレクターで解決
ペトロマックス HK500は500CP約400Wと圧力式ランタンの中でも、最高峰の明るさです
密集しているキャンプサイトで使用していると、明るすぎて回りのキャンパーさんに迷惑がかかる場合もあります
リフレクターを使うことによって明るさを下向きに集中させて、自分のサイト周辺だけを照らしてくれます
リフレクターをつけた状態の見た目もとてもかっこいいのでおすすめです
リフレクターをつけることによって更にHK500の迫力が増します!
純正のケースがおすすめ!リフレクターケース付
ペトロマックス HK500を使う場合は、純正のケースを使うことをおすすめします
純正のケースなのでサイズ感がぴったりで、更にマントルやメンテナンスパーツなのでも一緒に閉まっておくことができます
またリフレクターケースも付属されていて、全てひとまとめにできるのは管理が楽です
純正以外でもケースが販売されているので、デザインなどが気に入らない場合は全然ありだと思います
ケースをつけると衝撃から守れて安心!
マントルは純正以外の代替品でも使える
もちろん純正品が確実
ペトロマックス HK500使う場合は純正のマントルが確実です
マントルが原因で故障というのはあまり聞いたことはありませんがやはり純正品が一番相性が良いでしょう
純正はやっぱり安心!
代替品のおすすめは『大王マントル』
ペトロマックス HK500の純正以外のマントルを使いたい場合は『大王マントル500CP〜600CP』がおすすめです
純正品と比べて耐久性は変わらないのに、安価で入手ができます
マントルの付け方も純正品と変わりません
また、他の同サイズのランタン同士との互換性もあるので、複数のランタンを持っていてもマントルは1種類で済みます
コールマンのケロシンランタンとHK500のマントルは
『大王マントル』を併用して使っています!
マントルの寿命は大事に使えばかなり長い
マントルの寿命は使用者の扱いによって異なります
マントルをから焼きをしてから、手で触れたりモノに接触するとすぐに破れてしまいます
ですがどこにも触れたりせずに保管ができれば、かなり長い期間で使うことができるでしょう
衝撃をできるだけ与えないように慎重に取り扱おうね!
正しく使えばホヤが割れる心配はない
マントルの確認を怠らない
ペトロマックス HK500を無理な使い方をしていると、ホヤが割れてしまうケースがあります
破れたままのマントルを使い続けると、マントルから熱が漏れ出してホヤにも負担がかかってします
点火をするまえにマントルに破れがないかしっかりと確認することが大事です
ほんのちょっとの穴は問題ないと思うけど…
圧力のかけすぎ注意
圧力のかけすぎも余計に熱が漏れ出して、ホヤが割れる原因になったりします
ランタン自体の負担も増えるため、圧力計の赤色の目盛り2を超えないように管理をしましょう
しっかり確認しよう!
笑’sの割れないホヤもおすすめ
ペトロマックス HK500のホヤが割れるのが心配であれば、笑’sから販売されている『割れない火屋リフレクター』がおすすめです
熱や衝撃に強いステンレス製なので、割れたりする心配は全くありません
また半分メッシュ、半分リフレクターになっているので明るさで回りに迷惑をかけることなく使うこともでます
リフレクターと割れる心配のないホヤの2役をこなせる最強のホヤです
デザインも良い!
HK500をカスタム ストーブにもできる
おすすめパーツ3選
ポンプアダプター
ポンピングの大変さを大幅に軽減する神パーツ
自転車などで使う空気入れを使ってポンピングをすることができる
これがあるかないかでキャンプの疲労がだいぶ違います!
ラジエーター+プロテクションプレート 暖房用ヒーター
一部加工が必要ラジエーターとプロテクションプレートを使って暖房用ヒーターにできます
ストーブとして使えて冬場や肌寒い時期に役立ちます
春秋はこれだけであったかい!
冬は石油ストーブと併用してさらに快適!
クッキングトップ
ヘッドカバーをクッキングトップに変えることで調理に使うことができます
肉を焼いたりする火力はありませんが水を沸かしたりするくらいはできるので料理を補助として活躍します
常にお湯を沸かしておけば暖かい飲み物がいつでも飲めるね!
便利アイテム3選
トランギア フューエルボトル 1.0L
トランギアのフューエルボトルは機能性に優れていて燃料をこぼさずに注ぐことができます
また1.0Lなら満タンに入れておけば全部注ぐとタンクもいっぱいになりわかりやすいです
コールマン フューエルファネル
コールマンのフューエルファネルは燃料を溢れない工夫がされたジョウゴです
フューエルファネルを使うことによって燃料漏れを防ぐことができます
VARGO(バーゴ) アルコール フューエルボトル 240ml
ペトロマックス HK500を予熱バーナーを使わずにプレヒートをする方法はアルコールを使った予熱
予熱バーナーの調子が悪く中々点かないことがあるので燃料用アルコールは常備しておいたほうがいいです
バーゴのアルコールフューエルボトルは注ぎ口が小さく適度な量を調整できるためおすすめです
まとめ 使いこなせばとても頼りになるランタンの王様
ペトロマックス HK500を徹底的に解説させていただきました
いかがでしたでしょうか
パーツが多いが故にメンテナンスやパーツ交換が必要な手間のかかるランタンであることは間違いありません
ですがしっかり点火前の確認であったり使い終わったあとの点検を怠ることがなければしっかりと点火してくれます
明るさや燃焼時間には文句のつけようがありませんし燃料は灯油でランニングコストを抑えることができます
カスタムすることでストーブにもできランタン以外の使い方も可能です
使いこなせば頼りになる最強のランタンペトロマックスHK500
みなさまも試してみてはいかがでしょうか
それでは
\今回紹介したキャンプギア/